『 同窓生~人は、三度、恋をする~ 』 第6話 感想【ネタバレ注意】

☆ 同窓生~人は、三度、恋をする~ ☆   第6話


dousousei

 

 

=感 想 記 事=

 

 

朝帰りをしてしまうあけひ。
健太の看病をして、添い寝をしてしまい、ついつい寝込んでしまったようだが、眠り込んでしまうとは…油断し過ぎ。
長男・一郎は、何も感じていないのか心配。

 

 

その朝帰りを、夫・太郎にバラしてしまう、留守の間、子守りを頼んでいた太郎の愛人ショーコ。やっぱりですね。そりゃあバラしますよ。
子供達も素直だから、悪気も無く父親に、健太が熱を出していたからお母さんは看病していた…等と、話してしまう。
そこで、謝るわけでもなく、開き直ったかのように太郎に事情を話すあけひ。かなり腹がすわり根性があると見た。
そんな事を聞いた太郎が普通でいるはずが無い。案の定「何かあったら、出ていくのはお前一人だからな」と、あけひを責める。
間が悪い事に、健太からの電話があけひの携帯に掛かってくる。
それに出てしまう太郎。さすが、サービス業のオーナーだけある。その応対はすばらしい。
声のトーンと言い、受け答えといい、日頃のカリスマ美容師の仕事ぶりが浮かんでくる。
それに応えて演技が出来ているマツが凄いのか?

 

 

通帳を不信感を持ちながら見つめるあけひ。
その通帳は、長男・一郎の物。教育費として貯めていたはずの50万円を引き出してしまった太郎。実は、経営が上手くいっていないのか?店舗を拡大し過ぎているのか?愛人にお金が掛かっているのか?愛人の件は違うとは思う。

 

 

いつも、太郎に仕事で連れ添い、太郎を立てる一方で、あけひを冷たい目で見ている男性スタッフ・ヒロが気になる。
まだ、大した出番は無いにせよ、あけひへの目つきはいつも冷たい。
しかし、社長の太郎へは従順。何かある?と、感じてしまう。

 

 
太郎の態度の変化を感じてきたあけひは、子供達にも悪い影響を感じ始めたのか、健太と会う事はやめると決め、健太を呼び出し打ち明ける。
「しばらく会わない」と言いながら、自分の気持ちが抑えきれなくなり、未練たっぷりの行動は、健太の気持ちを遊んでいるとしか思えない。
その時の健太の行動や気持ちを井浦新は自然に上手く演じていると感じられた。
ああ言う、情けないような、頼りないような、優柔不断の決断力のないような男のする行動が上手く出ていたように感じる。

 

 

「相変わらずいくじなしね」と、元妻・冴子の言葉が、その健太の性格を物語っている。
「好きだったら奪いとっちゃえば?」と冴子。
さすが、不倫経験者。家庭があるとかどうとか考える事無く、自分の思いのままに行動できる人間が、ここにもいた。
女性が皆そうなのか!と、このドラマを観ていたら思えてきてしまう。
健太に息子・正太の子守りを頼む冴子。
これまで何年も正太を健太に会わせてこなかったのに、正太が会いたがっているからと言って、突然預ける事が増えるなんて…何かありそうだ。
もしかして、正太をこのまま健太に渡してしまい、自分は新しい生活をしようとしているのか?
振り回されるのは、やはり子供。
その問題が、このドラマの根底にあるようにも感じてきた。
元々、あけひは、子供の頃、親に虐待され、施設で育ってきた。
一郎は連れ子。正太も父親に自分の子供ではないのではと思われている…ここに登場する子供達は複雑だ。

 

 
40歳になって、恋の悩みを仲良しお友達に話すもんだろうか?
しかも、あり得ない不倫の話を普通にするなんて。ちょっと矛盾。
薫子は健太に、遼介はあけひに…それぞれの気持ちを話していく。
動揺しながらも、相談に乗っている。そんな40歳ダメでしょう。

 

 

夫から、暴力を振るわれ、愛想を尽かされ愛人まで作られる・・・
家族にも見放され、会社でも立場がヤバくなる・・・
いつまでも結婚できない夢見がちな女子・・・
仕事も完璧に満足にできず、昔の恋をずるずる引きずっている・・・
もし、こんな40歳の男女4人がそばにいたら、ちょっと面倒くさいかも知れない。

 

 

でも、熱中して観てしまうのは、現実離れして、淡い昔を思い出すにはちょうど良い加減のドラマだからでしょうか。
そんな事無いでしょう~と、言いながら、これからも観てしまい、勝手にこうなる、ああなると、想像を膨らまして、次回を楽しみに待っている視聴者も多い事でしょう。