『あすなろ三三七拍子』 第6話 あらすじ&感想【ネタバレ注意】

☆ あすなろ三三七拍子 ☆   第6話

 

=感 想 記 事=

 

応援団の活動がどんどん熱を増してくる。
藤巻の行動や態度が、団長らしさを醸し出して来ている。
しかし、問題は多々と、増えていくばかり。

 

健太は、父が亡くなり、葬儀の準備の為に応援団に出てくる事が出来ない。
それに加え、翔が日頃の無理がたたり熱を出してしまい倒れる。

 

野球部の定期戦の日が来てしまい、応援団にとっても晴れ舞台の日。
しかし、応援団は藤巻と沙耶だけ。
これでは、応援も心許無い。迫力も無ければ、応援の気持ちも野球部には届かないだろう。

 

そんな所へ、健太の登場。
父の死で忙しい中、応援団の為にやってきた。
いや、当然だろう。何のために応援団に入ったんだ?父の気持ちを考えると、野球部を応援するのは当然だろう!と、つぶやいてしまった。

 

そして、熱でうなされていた翔も球場へやってくる。
まさに今にも倒れそうな勢い。
金髪で、見た目がチャラ男の翔も、やはり根がまじめ。
やりだした事を途中で投げ出してしまうのは嫌なんだろう。でも、その体調で大丈夫?
その風邪を他の人にうつす方が恐いのでは?と、違う目で見てしまった。

 

それにしても、野球部の下手な事。
こんな野球部の為に応援しなくてはならないのか?
定期戦は野球部にとっても大事な試合…と、言っていたのではないのだろうか。なのに、下手すぎる。
もうちょっとマシな試合をしていかなければ、応援団に対しても悪過ぎる。申し訳なさすぎる。私なら怒ってしまう。

 

しかし、活躍できなかったのは応援団の責任と、藤巻を責める齊藤と山下。
笑える。
ここまで昭和な男が今でもいるのか?!と、笑ってしまえる。
確かに、昭和な時代には、そう考えるのも有りだったのでしょう。
平成の世には、その考えは通じないのでしょう。
その格差を上手く出していて、笑える内容。
土下座をしてまで謝らないといけない世界。
上下関係がはっきりしている世界。
なかなか、そう言う世界は、今の世の中無いんでしょうね。

 

そんな所へ渇を入れたのは沙耶。
剛力彩、スゴイ!「バカおやじども!」と、声が通っていた!お腹から出ていた!凄味があった!
あの声で、あのセリフを言いきるのは至難の技だったのではないでしょうか。
何回か取り直しもあったのだろうか?と、そんな所が気になってしまった。
沙耶の気持ちの変化も見え隠れして、沙耶の過去が明かされるのが楽しみ…と思いながらまだまだ出てこない。

 
健太の家に行っていた齊藤。
やはり齊藤の心の中は昭和。怒りの中にも人情がある。
翔の心も取り込んで、健太の心も取り込んで、齊藤人気が浮上していくのではないだろうか。

 

そして、それに反して藤巻の空回り。とうとう、妻・広子の心までも離れていってしまう。
菊池桃子との夫婦喧嘩。似合わない!迫力が無い!…かと思いきや、結構しっかりと桃子ちゃんが怒っていた。
「パパいったい何してるの?」と、理解してもらえない妻に怒りも倍増したのだろう。
ここでも昭和な藤巻がいた。
禁句「お前ら、誰に食わせてもらってると思ってんだ!」を、発してしまう。
言ってしまう所がおもしろい。
喧嘩をしながら、どんどん禁句を発していく。これでもか、これでもか~!と。

 

藤巻は、分かっていながらもそんな言葉をついつい言ってしまう。
だから、会社でもリストラ寸前になってしまうのだろう。
自分の気持ちとは裏腹に、素直に生きていけない。
そんなオヤジは、世の中沢山いるはず。

 
今話で、現代を表している所は定期戦でも感じられた。
応援団とそのOBは集まるけれど、他に応援に来る人なんて誰もいない。それは敵チームも同じ。
大学の野球観戦なんて、興味の無い事。
スポーツ観戦が今、人気にはなっているが、こういった地味な大学の野球観戦は、なかなか集まらないんでしょうね。
その中で、応援を真剣にしている、敵の京浜学院はすごいかも知れない。

 
これから、藤巻家の人々、沙耶の過去、そして玲奈や義彦の行動も気になって行くところです。