「HERO」 あらすじ&感想まとめwiki(ネタバレ注意)

第一話「時効寸前の宝石強盗事件」

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「あらすじ」

ある晩、久利生公平(前作より出演[以下、前] 木村拓哉)が1人居酒屋で食事をしていると、店内でなにやら争う音が聞こえる。音のする階上部分に目をやると店員の坂下康明(田鍋謙一郎)が客に突き飛ばされ階段を転げ落ちてくる。突き飛ばした男は店を出て逃げようとするが、久利生が追いかけて行き、もみ合いながらもその男を取り押さえることができた。

事務官の麻木千佳(新キャスト[以下、新] 北川景子)は、検事部長である川尻健三郎(新:松重 豊)から今回新しく来る検事につくよう任命される。また東京地検城西支部のメンバーたちも新任検事に興味津々である。
しかし川尻からその検事の名前が「久利生公平」であると伝えられた瞬間、以前この城西支部で共に働いたことのある遠藤堅司(前:八嶋智人)、末次隆之(前:小日向文世)は驚きを隠せない。そこへちょうど久利生がジーパン姿で部屋から出てくるが、初めて会う検事の田村雅史(新:杉本哲太)や宇野大介(新:濱田 岳)、麻木は久利生のそのいでたちに呆然とする。

早速久利生は先日自身が取り押さえた居酒屋での傷害事件を担当することとなる。その取り調べ中に、この被疑者 大西祐二(森山直太朗)の指紋が15年前の宝石強盗事件の犯人のものと一致したという衝撃の情報が入ってきた。時価13億円相当の50カラットのダイヤモンドネックレスが盗まれたこの事件は、強盗事件では史上最高額と言われているもので、時効成立がなんと3日後に迫っていた。

時効成立まで残り時間が少ないことに焦る麻木。そして指紋だけでも十分宝石強盗事件の犯人として起訴ができるという城西支部のメンバー。しかしまだ起訴はできないと言い張る久利生に対し、川尻は担当検事を変更し一刻も早く大西を起訴するようにと指示を出す。

引き続き傷害事件の被疑者として大西の調べを進める久利生は、「酔っていて、なぜ店員を突き飛ばしてしまったのか覚えていない」という発言が気にかかっている。居酒屋で「とりあえずビール」という酒飲みのような注文をしていたと店長から聞き、大西が酒に弱いわけがない、突き飛ばしたのには必ず理由があると久利生は推測する。

しかし突き飛ばされた坂下も、骨折までしているのにもかかわらず自分が悪いので大西を許してあげてくれ、示談でかまわないと言うので釈然としない。

時効成立まで残り数時間となったが、いまだ被疑者が起訴されない状況に宝石強盗事件はマスコミからも世間からも注目を集めていた。久利生はなぜ起訴されないのかという質問に対し、起訴されて裁判にかけられることでその人の人生を変えてしまうこともあるからとりあえず起訴という判断ではだめだと答える。間違いなく犯罪を犯していることを確信できない限り起訴してはいけない、無実の人を絶対に裁判にかけてはいけない、と久利生は検事としての信念を語る。

久利生は再度居酒屋に足を運び、店長より坂下の履歴書を見せてもらう。すると大西と坂下の出身地は同じであり、そして大型バイクの免許を取得していることも発覚する。店の裏に置き去りなっていた坂下のバイクを見ると、それは15年以上前からある型で宝石強盗事件の目撃者が聞いたという“腹に響くバイクの発進音”のする大型バイクであった。

久利生が入院している坂下を問い詰めたところ、坂下は宝石強盗事件の実行犯をバイクで逃走させる役目を担っていた共犯者だったという決定的な証拠を得ることができた。坂下の証言から大西の宝石強盗による起訴は確定したが、その前に気になっていた居酒屋の傷害事件をはっきりさせようと再度久利生による傷害事件に対する大西の取り調べが始まる。

盗んだ宝石を隠し、時効成立の15年を待つことに決め普通の生活を送っていたが、ここに来て坂下が独り占めしようと隠し場所から宝石を移動させてしまった。それに気づいた大西が店にやってきて争いになったが、争いの理由が盗んだ宝石とばれるわけにはいかないため、坂下は大西とは他人を装い不起訴でよいと言い張っていたのだという。
これにて大西に対する居酒屋での傷害事件の起訴も決まった。また宝石強盗事件の起訴も無事時効成立直前に取り付けることができ、城西支部にも喜びが広がる。

場所は変わって、マスター(前:田中要次)の店。久利生が来店しているところに偶然麻木もやってくる。あいかわらず大好きなテレビショッピングを眺める久利生に対し、遠藤たちから聞いた雨宮という事務官の女性について「付き合ってたの?」と言及する麻木。「全部が全部うまくいくわけないでしょ」と久利生は言葉少なに答える・・・

「感想」

キムタクの久利生公平、おなじみのBGM、テンポのよい八嶋さんのセリフ・・・前作から13年も経っている続編なのに、全くその年月を感じさせない内容でした!北川景子ちゃんを始めとする新キャストも楽しみですが、八嶋さん演じる遠藤、小日向さん演じる末次や「あるよ」のマスターなど前作からのキャストのやり取りも相変わらずおもしろいです。個人的には松たか子さん演じる雨宮が出てきてくれるともっと盛り上がるんですけどね!

第二話「久利生VS敏腕弁護士!」

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「あらすじ」

ある日城西支部は2つの強制わいせつ事件を取り調べることとなる。
痴漢常習犯のフリーターを馬場礼子(吉田羊)が、久利生公平(木村拓哉)は初犯のエリートサラリーマン・勝俣大毅(岩瀬亮)をそれぞれ担当することになった。

勝俣を久利生が取り調べると、仕事のストレスからつい魔が差して女性に抱きついてしまったと容疑を認めた。そこへ勝俣の弁護人である弁護士の桜井丈太郎(谷原章介)が訪ねてきて、勝俣を自宅に帰してほしい、被害者の女性とも示談の交渉をしたいと言ってくる。久利生と共に事務官の麻木千佳(北川景子)も桜井の話を一緒に聞くが、麻木は女性の気持ちを考えると勝俣が許せず、かっとなる。すると桜井から事務官は法律家ではないのだから素人は黙っていてと言われてしまう。

久利生は勝俣を釈放する。しかし勝俣を釈放しなければならなくなったのは違法な取り調べをした城西署の刑事が原因だと麻木は抗議するが、事務官に言われても・・・と全く相手にしてもらえない。いじけた麻木は久利生になぜ検事になれたのか?と聞く。すると久利生は自分は高校中退だと話すが、それを聞いて麻木は呆然としてしまう。

久利生と麻木は勝俣の被害者である宮原祥子(大谷英子)に会いに行くと、祥子は示談に応じるつもりはない、絶対に許せないから起訴して裁判にかけて欲しいと告げる。被害に遭ったときのことはあまり覚えていないが、キックボクシングをやっているため自然と手が出てとっさに反撃したと言う。

パトロール中に勝俣を逮捕したという警察官と犯行現場を見に行くが、ちょうどそこだけ防犯カメラがないと聞かされる。しかも勝俣のカバンはだいぶ離れたところに置いてあり、きっと祥子に反撃されたときにふっとんだのだろうと警察官は言う。

2人は城西署を訪れ、犯行時刻の防犯カメラの映像に勝俣が写っていないか調べて欲しいと依頼するが、ここでも事務官と検事の格差を感じ、麻木はショックをうける。

翌朝、桜井が祥子が示談に応じたと城西支部に言いに来た。2人は再び祥子のもとを訪れて話を聞こうとすると、以前会ったときの威勢のよさはなくなっていた。最近は眠れず、夜道が怖くて外出もできないと言い、震えている様子であった。肋骨に亀裂骨折を負った勝俣のレントゲン写真を盾に、キックボクシングを習っている祥子の抵抗は正当防衛ではなく過剰防衛にあたり、訴えることもできると桜井に言われ200万円の示談金で手を打つように詰め寄られたと祥子は久利生に説明する。

その夜犯行時刻に麻木が現場に行くと、そこには久利生も来ていた。犯行現場は部分的にものすごく暗いこと、そこだけ防犯カメラがないこと、カバンが脇にある茂みの中にあることから久利生は勝俣の犯行は計画的だったのではないかと推測する。痴漢ではなくレ○プ目的の犯行なのではないかと。

一方馬場が担当する常習犯の痴漢事件では被害者女性のうち3人は犯人の顔に見覚えがないと言う。久利生はこの3人は勝俣の被害者ではないか?と女性たちに勝俣の写真を見せるが、違うと言われる。しかしそのうちの1人は被害者ではないが、この人物が勝俣だと知っていると言う。なんと勝俣は大学時代からレ○プやレ○プ未遂を起こしていて有名だった。しかし全部被害届を出される示談にしているため前歴には載ってこず、今回が初犯扱いになっていたという。

城西署では勝俣は祥子が写る2時間も前に防犯カメラに写っているのが発見された。やはり駅から祥子をつけていたのではなく、勝俣は祥子を待ち伏せをしていたという証拠となり無事に起訴されることになった。

起訴状を提出しに行った2人は裁判所で桜井と出会う。桜井は久利生にいつでも弁護士に転進できると褒めるが、それを聞いた麻木は久利生は弁護士になれても、桜井が検事になることはできないと桜井に向かって言い返す。検事はお金のためではなく、社会や被害者のためという気持ちがないとできない仕事だから、と。

【感想】

やっぱり第2話もおもしろかったです!あの視聴率の第1話のあとの2話目もおもしろいなんて、さすがHEROですね。それにしても検事や事務官って実際馴染みがないのですが、検事って司法試験に合格してなれるものなんですね。そんなにレベルが高い職業だったとは!しかも久利生が高校中退だったなんて。前作でもこの情報は出ていたのでしょうか?全然知らなかったです。それで司法試験に合格しているだなんて、麻木ちゃんが驚きを隠せないのに共感です。

遠藤たち合コン組が「ありのままで」と連呼していましたが、ただ流行っているからなのか「アナと雪の女王」の中で、雨宮役の松たか子さんが歌っているからなのか・・・そんな小ネタが散りばめられているところがこのHEROのおもしろいところでしょうね。この先の事件自体も楽しみですが、城西支部全体の人間模様も楽しみです。久利生と麻木ちゃんの関係や、なぜか仲の悪い馬場検事と田村検事(昔つきあってたとか??)、雨宮は出てくるのか?などなど。また、角野卓造さん演じる牛丸の娘としてハリセンボンの近藤春菜さんが出るのでは!?というウワサが流れているようです。まさか~と思いますが、本当に娘役として出てくることがあったら・・・笑っちゃうとともに、ますますこのドラマが好きになっちゃうこと間違いなしだと思います。

第三話「絶対に謝らない検事!」

 【あらすじ】

ある夜城西署より、取り調べ中の被疑者・佐伯亘が留置場で亡くなったという連絡が城西支部に入る。その夜の当番は久利生公平(木村拓哉)だったため、その連絡を受け城西署に向かう。仕事を終え、ようやく久利生から離れて自由な時間を過ごしていた麻木千佳(北川景子)ももちろん呼ばれ、しぶしぶ城西署に向かう。立ち会いの医師によると心筋梗塞による死亡だという。

翌朝、城西支部に長谷川洋介と名乗る人物から電話が入る。その名前は亡くなった佐伯に殺された被害者だったため、その事件を担当していた田村雅史(杉本哲太)と遠藤賢司(八嶋智人)は驚いてしまう。しかし、相手は洋介ではなく、父親の長谷川誠一(前田吟)であった。佐伯の裁判はいつごろ始まるのか?と聞かれるが、被疑者死亡で不起訴になると思うと遠藤が説明すると、電話口で誠一は絶句する。

その日から誠一が担当検事に会わせろと遠藤に電話してきたり、会いに来るようになってしまった。しかし担当の田村は会おうとしない。

一方、久利生と麻木は覚醒剤の所持と使用による被疑者・川邊涼子(西原亜希)の取り調べを行っていた。やけにすんなりと罪を受け入れ、こんな失敗は忘れて人生をやり直しますという涼子。しかし動機が気になった久利生は涼子の周辺の人物に話を聞くまで起訴しないと言う。それに対し、罪を認めているのになぜと麻木は怪訝な顔をする。

久利生は偶然誠一に会う。まさか久利生が検事だとは思わず誠一はいろいろな思いを口にする。被疑者が死亡してしまった場合、検事は不起訴とするしかできないと誠一に伝えると、そんなことはわかっているが、悔しいという気持ちだけでは終われないのだと涙をこぼす。

城西支部では、相手に不満を募らせたメンバーたちが口々にペアを変えて欲しいと部長の川尻(松重 豊)を困らせたため、担当が総換えとなる。麻木は田村につき、久利生には末次隆之(小日向文世)がつくことになった。

末次と共に久利生は再度涼子の取り調べを行う。サバサバしすぎている涼子に対して「自分のやったことがわかっていない」と久利生は言う。涼子が覚醒剤を買ったお金が暴力団や犯罪組織に回り、他の犯罪に使われるのだ。また涼子は軽々しく人生やり直すと言うが、そんなに簡単ではない、覚醒剤は精神的にも肉体的にも依存性が高いため断ち切るのは本当に大変なのだと久利生と末次は諭す。心から心配してくれる人たちがたくさんいるということを絶対に忘れてはいけないと久利生が告げると、涼子は涙を流し罪の重大さを実感する。

久利生についたために残業をしている末次に田村が声をかける。久利生は担当する被疑者にちゃんと向き合っているため、被疑者たちは納得して処分を受け入れる、ああいう取り調べの仕方もありだと末次は言う。

それを聞いた田村は誠一に取り調べの内容を伝えたいと川尻、牛丸(角野卓造)に直訴する。真実を知りたがっている遺族に誠意をもって対応したいと。

誠一を招き、田村は事件の概要を伝える。最初は正当防衛を主張していた佐伯だが、取り調べの6日目に、洋介に非はなく、自分が悪かったと供述をひるがえした。しかしその夜に佐伯が死亡したため、この事件は被疑者死亡による不起訴という結論になってしまったと。それを遺族の気持ちを考えずに対応してしまったことを田村は謝罪をする。

誠一は孫のために、洋介が亡くなった理由を聞きたかっただけだという。父親がケンカをふっかけて殺されたのでは孫がかわいそうだと。最後に誠一は、佐伯の最後の供述は真実だったと断言できるか?と問う。それに対し断言できると答えたのは遠藤だった。また、田村も佐伯の供述は真実だと誠一に向かって断言する。それを聞いた誠一は晴れ晴れした顔で城西支部を去っていった。

そして担当が変更になった事務官たちは、またもとの検事につくように川尻に告げられる・・

「感想」

八嶋さんが「なんて日だ!」とバイきんぐ小峠さんのギャグをさりげなく入れてましたね。

それとなく流行りを取り入れる・・・といえば、今回の久利生が担当した覚醒剤事件も最近の話題だからでしょうか?もともとそういう脚本だったのか、事件をうけて敢えて入れてきたのでしょうか。あまりに同時進行で取り調べが進んでいたので、最後には実は佐伯の事件に関連していた!という結論なのかと思っていたんです。でも覚醒剤の怖さについてを説くように終わってしまいましたよね。だからHEROを見ている人たちに覚醒剤は怖いというメッセージを伝えたかったのかなと思いました。視聴率がいいということは少なからず影響はあるはずなので。

そして、ついに田村&馬場の2人の仲が悪い理由が明かされました!6年前にいた部署で付き合っていたんですね。しかも付き合いながら、牛丸次席の娘さんとお見合いし結婚を決めたそうで。これで気になっていた点が1つ解決ですね。

また、今回の途中に「美鈴さんとペアを組んだ社交ダンス」という一言が出てきたと思ったら予告に出てきていましたね。大塚寧々さん演じる中村美鈴。ここから少しずつ前作のメンバーも出てきて絡むのかもしれませんね。次回も楽しみです!

第四話「お前は俺が守る」

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【あらすじ】

ある日城西支部では、宇野大介(濱田岳)が健康器具詐欺の被疑者である土井垣次郎(西村和彦)の取り調べを担当することになった。土井垣は関西でも同じ手口で犯行をしているということで、その取り調べのため京都地検から女性検事が出張してきた。

その女性は久利生公平(木村拓哉)のかつての仲間、中村美鈴(大塚寧々)だった。遠藤賢司(八嶋智人)、末次隆之(小日向文世)とは城西支部で、馬場礼子(吉田 羊)とも前の支部で一緒に働いたことがあるという。また一緒に事務官の小金沢克雄(温水洋一)もついてきていた。

久利生と麻木千佳(北川景子)はマンホールのふたを盗もうとしているところを現行犯逮捕された飛田(阿部亮平)を取り調べていた。飛田はお金のために盗んだ、今回が初めてだと供述する。また逮捕されてまだ3日なのに、嘆願書が62枚も来ていることを久利生は気味悪がる。2人が取り調べを進めていると、突然飛田が麻木に向かって千佳と呼ぶ。なんと飛田は麻木の木更津時代の友人であった。しかも元ヤンだったと聞いて、前々から怪しいと思っていた久利生はやっぱり!と喜ぶ。麻木によると地方都市のかわいい女の子はマイルドなヤンキーになるという法則があるそうだ。

一方、土井垣は口から先に生まれてきたのかと思うくらい口が達者で、宇野が取り調べを行うも言いくるめられてしまう。しかし美鈴が取り調べを行うと、土井垣は関西での犯行だけでなく、宇野が担当するものまでもの罪を認める。

久利生と麻木は飛田を逮捕した現場を見に行く。すると他にもマンホールのふたが盗まれており、近くの公園で金属製の滑り台までもが盗まれたことがあるという。そこで久利生は嘆願書を書いた人の中に共犯者がいるかもしれないと、全員に会って話を聞きに行こうとする。昔の仲間に会うのが気が進まない様子の麻木を心配して久利生が声をかけるが、麻木はお気遣いなくと強がる。そして調べていくとその中には飛田自体をよく知らないのに、頼まれて書いたと言う人も数名いることがわかった。

飛田は今回の犯罪だけでなく、共犯者たちとマンホールのふたや滑り台の窃盗など他の犯罪も行ったのではないかと久利生は推測する。飛田は自分や仲間を疑う取り調べに対し「昔の仲間を売るのか」とすごむが、麻木は「昔の知り合いだろうが、仕事なのでやるべきことはやる」と断言する。

その夜、マスターの店で久利生と別れ、帰宅しようとする麻木は待ち伏せしていた2人組の男たちに襲われてしまう。しかしカウンターに忘れていった携帯電話を届けるために久利生が追いかけていったため、麻木は難を逃れる。この襲った2人組は飛田の仲間だろうと言い、昔の仲間とこんな形で再会するなんて最悪だと麻木は嘆く。

久利生はたかがマンホールのふたを盗んだくらいで、本人以外もがこんなにムキになって捜査妨害をするなんておかしいと疑問に思い、もう一度現場を詳細に調べに行く。すると滑り台が盗まれた公園で花を手向ける人たちを見かける。なんと3ヶ月前に公園の滑り台を盗もうとしている犯人たちを注意したホームレスが暴行を受け、殺害されたというのだ。そして後ろからいきなり犯人に飛び蹴りされてひっくり返ってしまったのだというのを聞き、跳び蹴りで有名な飛田が犯人ではないかと推測する。マンホールのふたの一件から足がつき、他のマンホールや滑り台の窃盗、そしてその先のホームレス強盗殺人につながるため、実はそれを隠すための嘆願書だったのだ。それら別件に対しても逮捕・起訴されるであろう飛田に対する取り調べは続くこととなる・・・

 【感想】

今まで久利生が麻木に向かって何度も「元ヤンだろ」と言うくだりが出ていましたが、その過去のエピソードがついにでてきました。やっぱり元ヤンだったんですね。飛田と、嘆願書を書いたという女友達とが「昔の写真がある」というセリフがあったので北川景子ちゃんがヤンキー姿をしている写真が出てくるのかな?と楽しみにしたのですが、残念ながらそれは出てきませんでした。

また、今回は末次さんの恋の行方がおもしろいですね!美鈴が来たことで取り調べ中なのに担当検事の話も聞かずに浮かれる様子。今は馬場検事に好意を抱いているのに、かつて想いを寄せていた美鈴が来たためどっちに行けばいいのかと想い悩む姿。そして美鈴の事務官である小金沢に邪魔をされてやきもちを焼くところ。ショックを受けて夜まで呆然と過ごす姿・・・ひとつひとつが笑えます。

そしてもう1つ宇野の麻木への恋心。麻木に元ヤンの彼氏もいた、そして久利生と仲良くしているからでしょうか?俺の中の不良な部分がこうさせるという、久利生もどきのジーパン姿には笑えましたね。しかも久利生本人と並んでしまうと足の長さが歴然!こればかりはあらすじなどの文章では語りきれないおもしろ箇所ですね!

第五話「鬼の検事と秘密を知る少女」

 2014-08-14 23.26.13

 【あらすじ】

ある朝、城西支部では健康診断の結果が配られていた。久利生公平(木村拓哉)以外は血液検査の数値が悪かったため、麻木千佳(北川景子)を始め、皆イライラしている。
そこに部長の川尻(松重 豊)が各検事に多くの案件を振り分けると、どの検事も不満を口にする。同じく渋りながらも久利生も案件を引き受けようとするが、現在担当しているゴルフ場のつり橋が崩落しキャディーが怪我をした事件について調べることが多いため麻木に止められてしまう。

最後に1つだけ置き引き事件の案件が残ってしまう。そこで昔、「鬼の川尻」と呼ばれていたというウワサがある川尻が引き受けることになってしまった。しかし犯行を否認する被疑者・小茂田繁樹(矢崎 広)に対する鬼の川尻の取り調べは、想像よりも緩やかでもどかしいものだった。取り調べに同席していた末次隆之(小日向文世)や、盗み聞きをしていた城西支部のメンバーはその内容にがっかりしてしまう。

そこへ置き引き事件の目撃者が城西支部にやってくる。10歳の少女れいなであった。井戸秀二(正名僕蔵)と事情聴取に臨むが川尻の表情があまりにも硬く、少女は恐怖に怯え目撃証言が得られない。さらに目撃者の7歳の男の子には遠藤賢司(八嶋智人)と臨むが、やはりこちらも証言が得られない。

置き引き事件の最後の目撃者は5歳の幼稚園児であった。麻木とともに幼稚園に行くが、あいかわらず川尻の表情は硬い。肝心の目撃者の女の子から証言を得ることはできず、他の子供たちには絡まれ、川尻は散々な目に遭う。
自信をなくしてしまった川尻は、もう検事をやめたほうがよいかもしれないと牛丸(角野卓造)に相談をする。ただの置き引き事件なのに、何がそんなに川尻を追い詰めているのか?と牛丸は不思議でならない。

元気もなくした川尻は、久利生と麻木と共にマスターの店に行く。
つり橋崩落事件を担当している久利生ががむしゃらにつり橋の構造の勉強をしているのを見て、川尻は過去のことを話し出す。
10年前に特捜部に引き抜かれたがやり方が通用しなかった、そのあと飛ばされてからは現場に出ていないというのだ。弁護士に転職するのか?という久利生の問いに、川尻は弁護士になった自分は想像できない、検事をやめるときは田舎で農業でもすると答える。

久利生と麻木はつり橋の研究所に意見を聞きに行くが、専門用語だらけの説明をされ、話についていけなくなる。まだまだ勉強が足りないと言う久利生に、麻木は久利生と川尻は仕事の仕方が似ているという。そして麻木はあなたなら置き引き事件をどう取り調べるかと質問する。すると久利生は一番年長の女の子に話を聞く。しかも無理をさせず、いつもどおりにと言う。

麻木はれいながいつもどおり過ごせるようにと、クラスメイトも一緒に社会見学として城西支部に招く。たくさんの小学生を前に川尻は検事の仕事を説明するが、表情も表現もやはり硬い。しかし、人数の少ない検事ができることは相手から話を聞くことで、それによって真実が見えてくる。検事は事件の内容を知っているわけではない、犯人や目撃者などの当事者しか知らないことを話してもらわないとわからないのだ。そして犯罪者が正当に罰を受けるようにしていくことが検察の仕事だ、と川尻が一生懸命話すと、それは小学生にもしっかりと伝わっているようであった。

改めてれいなから話を聞くと、写真を前にしたれいなは泣き出した。実は犯人に刃物を見せられて脅されており、それに怯えて何も話すことができなかったのだ。そして川尻は何もやっていないと否認する被疑者を事後強盗罪とし、鬼の川尻を見せ付けた。

無事解決しお礼を言う川尻に対し、いつもどおりにと久利生が言っていたのは、れいなのことかと思っていたが、川尻のことだったのだと麻木は言う。

【感想】

宇野検事の麻木への恋心がだんだん暴走してきていますね。久利生と麻木の2人は離したほうがいいとか言い出し、麻木をこき使う久利生にもヤキモチからか妙に絡んでいたし。しかしそんな恋心、まわりの事務官や警備員、久利生にはバレているのに、麻木には全く伝わっていないようですね~ 今回川尻部長がクローズアップされていたように、どこかで宇野メインの回もあるのかも!?

また今回は、ここまでの4話に比べて小ネタのようなおもしろシーンが少なかったように感じます。個人的にはたまにくるおもしろシーンを楽しみにして見ているのですが。八嶋さん演じる遠藤の出番が少なかったからでしょうか?まさか八嶋さんのアドリブでしょうか。唯一あったのは、マスターの店での川尻の弱気な言動とテレビショッピングの明るすぎる音声との掛け合いくらいです。次回は遠藤メインの話のようなので期待したいと思います。

そして田村・馬場の元カップルのエピソードが今回もまた少し明らかになりましたね。川尻が牛丸そっくりの娘を紹介したのだとか。こんなに毎回牛丸そっくりの娘の話が出てくるということは・・・期待しちゃってもいいですか?牛丸役の角野卓造さんそっくりの・・・

第六話「遠藤が逮捕!惨劇の合コン」

 2014-08-22 1.17.43

【あらすじ】

ある晩、遠藤賢司(八嶋智人)はいつものように若者たちに混ざって合コンに励んでいた。その夜は絶好調で、井戸(正名僕蔵)にノリノリの写真まで送っていた。酔っ払ってトイレに行った遠藤は個室から出て来た男に突き飛ばされ、メガネを落としてしまう。座り込んでいる男性の脇でメガネを探していて、手にしたものはなんと血まみれのナイフであった。

翌朝、城西支部に牛丸(角野卓造)から川尻(松重豊)に連絡が入る。遠藤が殺人未遂で逮捕されたというのだ。メンバーが驚いていると、特捜部がやってきて遠藤の身の回りの物を押収していき、特捜部の検事である首藤礼二(石黒賢)による遠藤の取り調べが始まった。各々自分たちの仕事に取り掛かるが、遠藤のことが気になってしょうがない。

川尻はメンバーに向かって、これは特捜部の事件だから手を出さないようにと指示をする。しかしこんなときなのに久利生公平(木村拓哉)は担当している金魚の事件の捜査に行くと言い出かけてしまった。金魚ショップを出た久利生と麻木千佳(北川景子)は、直接話を聞くため、刺された被害者が入院している病院に向かう。しかし病室の前にはたくさんの検察官が見張りをしていた。2人は友達だと偽って入ろうとするが、面会はできないと追い返されてしまう。しかし被害者は国会議員をしている代議士の私設秘書だという情報を看護師から得ることができた。

川尻はこの事件について疑問を感じ牛丸に聞きに行くが、どうも歯切れが悪い。そして川尻が城西支部に戻ると誰もいなかった。警備員の小杉(勝矢)によると、全員出かけているという。

メンバーは事件現場のダイニングバーに行き、スタッフたちに聞き込みを試みていたがなかなかうまくいかない。事件後に堂々と玄関からは出て行くのは難しい、裏の海に飛び込んで逃げたに違いないと推測するにとどまった。

久利生も疑問を感じて単独で城西署に向かい、警察で遠藤を取り調べた際の調書を見せて欲しいと頼む。しかし警察側はもっとしっかり捜査するつもりだったのに、検察から早く送検してくれと言われたというのだ。同じ検察という立場の特捜部と久利生の話がどうも話がかみ合わないことに、警察も疑問を感じ始める。そして赤い服を着ている男が犯人だと遠藤が取り調べで言っていたと教えてくれる。

特捜部は犯人探しはどうでもいいと思っているのではないか、被害者は自分が刺された理由も犯人もわかっているのではないか、と久利生は推測する。そしてその理由は被害者が秘書をしている代議士の黒いウワサなのではないかと。

そしてメンバーたちは赤い服の男について捜査を進める。聞き込みでは相変わらず有力な情報は得られなかった。しかし井戸に届いていた合コンの写真を見ると、すると当人たちの後ろに捜し求めていた赤い服の男の姿があった。久利生たちは城西署の助けを借り、その赤い服の男・暴力団組員で元水泳選手だという真犯人は逮捕されることとなった。今回の事件は選挙妨害の示談金を巡るトラブルが原因だったという。そして遠藤は無事に不起訴・釈放となった。

特捜部の目的は最初から黒いウワサのある代議士のスキャンダルであった。そこを暴くためであれば、秘書が刺されたという小さな事件の犯人は誰であってもよかったのだ。だから遠藤には我慢してもらったのだと首藤は言う。しかし久利生は身内とはいえ、無実の人間を拘束したことに対して遠藤に謝るべきだと反論すると、首藤は我々は傲慢だったと謝罪の言葉を口にする。

そして後日、城西支部には特捜部からおわびの品である松阪牛が届く・・・

【感想】

代議士の黒いウワサならぬ、今回のHEROはイマイチという説が飛び交っているようですが・・・私は新キャストの今作もこれはこれで楽しく見ています。久利生の相方が変わってしまったこと、それが北川景子ちゃんだということ。やっぱり最初はしっくり来ませんでしたが、慣れてきたのかいいコンビに見えるようになってきました!

ただ前回の第5話では少なく感じたコメディっぽいところが、今回の第6話ではさらに少なくなってしまったような気がするのがちょっと残念ではありますが。個人的にはもっとテレビショッピングのネタとか、マスターの店でのちょっとしたやりとりなんかを増やして欲しいな~と思ってしまいます。それはそれでコメディっぽくなりすぎているという批判がでてしまうのでしょうが。

次回は馬場検事の元旦那が出てくると予告でやっていましたね。3話では田村が謝らないというのがメイン、4話は麻木のヤンキーの過去、そして5話は川尻部長、6話が遠藤。こうやってメンバー1人1人がメインとなる話が続くのだから、いずれは久利生メインの雨宮とのその後の話がでてきてほしいところです。ここから後半戦、どうなっていくのか楽しみです。

第七話「これって運命の出会い!?」

 2014-08-26 21.59.25

【あらすじ】

ある夜、マスターの店で久利生公平(木村拓哉)と馬場礼子(吉田羊)が飲んでいた。案件が多くなったため、その中のひとつ、恋人間のDV事件を久利生に依頼する。2人は酒が進み、男女間の仲についていろいろ話を交わす。すると酔っ払った馬場から、昔付き合ってた男として田村の名前が出てきて久利生はビックリする。

翌朝、久利生と麻木千佳(北川景子)は昨日馬場から引き受けた事件を取り調べる。被疑者・城山圭吾(竹財輝之助)は恋人から別れを切り出されたことにカッとなって暴力をふるってしまった、と容疑を認めた。熱海の実家に帰ってしまった被害者・綾野さくら(中村ゆり)に話が聞きたいと、久利生は川尻健三郎(松重豊)に熱海への1泊2日の出張を申し出る。そして麻木もついていくと言い出す。しかし麻木が久利生と2人きりで行くと聞いて、宇野(濱田岳)は気になってしょうがない。

一方城西支部に弁護士の梶原洋人(戸次重幸)が来ていた。梶原を見た馬場が別れた元旦那だと言い出したため、馬場に想いをよせる末次隆之(小日向文世)や元恋人の田村雅史(杉本哲太)たちは気が気でない。梶原と馬場が2人で仲良さげに話す姿を影から見て、川尻までもがメンバーの動向を気にしている。

熱海のホテルに着くが、麻木はカゼが悪化してしまったため、久利生は1人でさくらの実家を訪ねる。さくらは今までも暴力が何度もあったと証言する。城山に対する傷害罪での処罰を希望するかと問うと、同席した母親は即答するが、さくらは言葉に詰まる。

城西支部では元旦那が現れてきて嫉妬する田村をおもしろがる馬場、そしてそれを盗み聞きして楽しむ事務官たち。しかし田村と馬場を引き離してしまった川尻は、城西支部が混乱してしまうと焦る。一方取り調べ中の被疑者に熱海はヤバイと言われた宇野は、あまりにも気になり久利生にまで電話をかけてくる。

ホテルで昼食をとっていると、さくらからさっき話せなかったことがある、と久利生は電話で呼び出される。喫茶店でさくらは彼だけが悪いわけではない、階段から落ちたのは事実だが、腕の怪我は自分が悪いのだと話す。両親は城山を訴えようとしているが、さくら自身は告訴を取り下げたいという。

診療所で診てもらった麻木と付き添いの久利生がバスでホテルに帰ろうとすると、窓から城山が歩いているのを見つけた。久利生は急いでバスを降り、走って逃げる城山を追いかける。握り締めていたカバンを開けると、そこにはさくらとの思い出の写真や手紙が入っていた。城山はさくらに謝り、今までのお礼を言おうと思いさくらの実家の地まで来たという。そして別れると。直接さくらに会わせるわけにはいかないと久利生がいうと、城山は写真と手紙が入った紙袋を久利生に渡し、さくらに伝えておいて欲しいという。

久利生はお得意の通販で購入した、頭につけて冷やす道具がホテルに届いたので麻木に渡す。そして体調が悪いのに調書をまとめ上げ、寝てしまった麻木をいたわる。麻木はそんな久利生が意外と優しいと感じる。

翌日久利生はさくらに城山からの写真や手紙を渡すと、さくらは涙ながらに城山を許して欲しいと久利生に頼む。すると久利生は個人的な意見として見解を述べる。こうすればさくらが許してくれるとわかっていて城山は行動している。前を向いてこれからのさくら自身に何が大切なのか考るべきだ、彼のためにも甘えを許してはいけないのではないかと。そしてさくらは告訴することに同意する。

一方馬場と梶原は裁判所で出会う、梶原は打ち合わせがてら夕食でもと誘う。しかし馬場は再会はうれしいが今は仕事だけの関係だと馬場は断り、別れる。元旦那だからと手加減はしないと言い残して・・・

【感想】

今回は事務官3人の掛け合いや、田村・馬場検事の元恋人ネタが半分を占めていて、私個人的にはとてもおもしろかった回でした。田村検事は今も馬場との付き合いに未練があるようですね。元旦那が出てきて相当焦っているご様子。今回もまた「なんて日だ!」とバイきんぐ小峠さんのネタを入れてましたね。お気に入りなのかな?そして「なぁ~にぃ~」とクールポコのネタまでも。前回出ていたときはアドリブなのかなと思いましたが、脚本家か演出さんあたりに誰かお笑い好きがいるのでしょうか?

また、久利生と麻木が熱海旅行(仕事ですが)に行ってしまったことを心配する宇野くんがいい味出しています。熱海での電話で久利生は麻木は白のビキニでプールに入っていると冗談を言うし、帰ってきた久利生は麻木からカゼがうつったとか言うから、宇野くんの妄想はますます広がることでしょう。しかもおじさん事務官たちに宇野くんに麻木さんは無理だみたいなこともズバッと言われてしまって。かわいそうなキャラですが、報われそうにないですね。

こんなにドラマ本体の事件の取り調べはそっちのけで、城西支部の人間模様についてで1話ができるのもすごいですね。賛否両論でしょうが。