「東京スカーレット」 あらすじ&感想まとめwiki(ネタバレ注意)

=あ ら す じ=

2014年東京。都知事の芝浜勘太郎(ラサール石井)はとある外国誌の記事を受け、警視庁に女性をマネージャーとする部署を新設すると宣言した。そしてその責任は警視庁内を丸投げされ続け、最終的に捜査一課長・岩井十三(中村雅俊)に全てが任された。岩井は捜査一課の中に「New Service」の頭文字を採ったNS係を新設、湾岸の超高級マンション付近で起きた殺人事件を捜査中の中堅女性刑事・出町いずみ(キムラ緑子)を係長に任命する。いずみは係の人員をリクルートするが、誰に声をかけてもいい返事はない。結局、義理の弟である堀徳美(菅原大吉)と激務の時期に産休を取りお荷物扱いされていた鑑識課の荒木田満(近藤公園)の3人でNS係はスタートする。

そんな時、警視庁麻布西署の刑事・鳴滝杏(水川あさみ)がいずみを尋ねてきた。杏は些細な用事をこなすためにNS係まで来たのだが、そこに一課内でもひとり浮いた存在の刑事・阿藤宗介(生瀬勝久)が現れ事件の話を始めたことで事態は急展開。なんと殺人事件が起きた超高級マンションには彼氏の小林トオル(黄川田将也)が住んでいるのだ! 杏はなし崩し的に捜査を手伝うことになってしまう。

殺人事件が起きた超高級マンションは塀で居住区域を囲み様々な防犯装置でセキュリティを強化し住人の安全性を高める“ゲーテッドマンション”と呼ばれるタイプで、当然大金持ちしか住めない。しかしコンシェルジュによると小林トオルという男は住んでいないという。どういうことだ!?
住民を集めた事情聴取でアパレル会社社長の遠山(伊東孝明)が殺された女性・百合子(岩田さゆり)に請われて何度かマンションを案内したと申し出た。加害者はこのマンションに住む大金持ちを憎む人間かもしれない。宗介は住民たちに敢えてそう伝え危機感を煽る。そして杏はそういう人物に心当たりがあると気付く。

杏の言う心当たりとは彼女がよく読むブログの筆者で、内容を解析した結果、筆者は遠山の妻・佳織(東風万智子)だった。杏はいずみと共に佳織を直撃するが、彼女にはアリバイがあった。遠山自身にもアリバイがあり、捜査は暗礁に乗り上げる。

【公式サイトより】

 登場人物

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 第1話感想

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=感 想 記 事=

東京のシンボルと言えば、今も昔も変わらず、東京タワーなんですね。
東京スカイツリーができても、まだまだ、東京タワーの存在には勝てないのかと感じさせられるオープニングで始まった「東京スカーレット~警視庁NS係~」
殺人事件と言う王道で、第1話が始められた刑事ドラマの内容は、展開が、あちらこちらへと飛んでいき、まとまりが無いようにも感じました。
出演者も、第1話では、まとまり感が感じられない…と、言うのも、登場してくる俳優さんが個性的な方ばかりだからではないでしょうか。

 

 

阿藤宗介を演じる生瀬勝久は、これまで、主人公の横でどんなドラマでも、こそっと輝いていました。
今回の、出だしは、歩くシーンで足しか見えない演技でしたが、そこからも哀愁を漂わした雰囲気が感じとられました。
この人は影が有る…と、それだけで感じられること。スゴイですね~。

 

 

出町いずみを演じるキムラ緑子は、有名になりすぎたようにも思います。毎シーズンのどこかのドラマに登場し、前に出すぎず、脇役に徹していたのですが、NHKの朝ドラでの和枝さんの影響が強すぎたのか、目立つ存在になってしまったように思います。
視聴者側が勝手にそう思ってしまったのかも知れませんが、「ただの脇役」には見えなくなってしまったのではないでしょうか。
主役を食ってしまわなければ良いのですが…。

 

 

ちょい役で登場してくる俳優陣も個性的。
セレブな妻役・佳織を東風万智子。久々に観る顔だな~真中瞳…ん?こちまちこ?誰?でも、この顔は真中瞳のはず…と、そちらにばかり気が取られてしまいました。

 

 

そのセレブな妻の夫役・遠山を伊東孝明。ご自身もセレブな家庭で育ってこられ、この役は普段通りに出来るのかな~と、感じさせられたり、父親が出演していなくても、一人で出演出来るドラマもあるんだ~とも思ってしまいました。

 

捜査一課長の岩井十三役の中村雅俊も存在感を出している。この役は、何か影があり、裏がありそうで、今後重要な何かを出してきそうな予感もさせられました。ただ、「そういう人」を演じていただけなのか…そちらにしても、こちらもただの脇役ではなさそうです。

 

 

東京都知事をラサール石井が演じていた事も、ある意味、未来予測…的な感じも受けました。

 

主役の鳴滝杏役の水川あさみは、元気一杯な女優。かわいらしさも持ち合わせた魅力的な女性ですが、はたして、刑事役として務まるのか、元気一杯!明るく、にぎやか~!で終わってしまわないか心配もあります。
個人的には、好きな女優なのでがんばって欲しいです!
ドラマの内容は、犯人が分かった!と、思わせながらも伏線で、怪しいと思わせる人物がもう一人いたり、ドキドキ感を味あわせてくれました。
現代社会を思わせる所も多くありました。

 

都知事からの指示が、警視総監へ、そして刑事部長へ、そして捜査一課長へと丸投げ。
「あとは任せた」の言葉で、全てを丸投げしていく、社会でありがちな事。

 

セレブな主婦が、ブログのコメント欄を読む事が楽しみ…なんて、ネット依存症とも感じられたり、さみしい主婦を感じさせられたり。いまどきの主婦のありがちな人物像。

 

主人公でありながらも、ましてや刑事でありながらも、結婚詐欺師に騙されてしまうなんて、女性に対して警鐘を鳴らしている?

 

そして、格言とまでは言いませんが、印象的なさまざまな言葉がありました。

「弱いって、そんなに悪いことですか?」

「頑張らないほうが楽しく生きられる」
「おまつりはいつかは終わります」
そんな言葉が並べられ、視聴者へ対して言いたい事が沢山あるんだな…と、感じさせられるドラマでした。

「義姉さん・・・」と、堀が、出町に対して言う所も、狭い警察社会の現われではないかと感じさせられました。
主な登場人物の紹介をしていくような形で進められた第1話。
これからの、展開が楽しみでもあります。

第2話感想

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いきなり東京都知事役のラサール石井の登場。

第1話だけのチョイ役かと思っていましたが、今回も登場し、英会話力等の自慢の能力をにふんだん披露し、本当にちょっとの出演ながら、存在感を出し、次回も登場するだろうとの予測もさせてくれました。

 

 

本題は、NS係に初仕事が持ち込まれ、死体遺棄事件を捜査していく…と、言うのだが、疑問点がいくつか垣間見られました。

 

 

例えば、死体が遺棄してある現場に、刑事一人で行き、一人で土を掘りかえす…ありえないでしょう。

そんな刑事がいるわけないよ~、ちゃんと鑑識連れて行かなきゃだめでしょう!と、刑事ドラマを観過ぎな視聴者の意見です。

 

 

今回は、まるで2時間ドラマのような展開で、よくある刑事ドラマを見ている錯覚にも陥りました。

主役の水川あさみが目に入ってこない。

どうしても、キムラ緑子と生瀬勝久ばかりが目についてしましました。

 

 

前科のある犯人が、生瀬演じる阿藤宗介の過去を知っているようにほのめかすが、これもかなり無理がある持って行き方のように思えてしまいました。

でも、何らかの形で、そこに持って行かなければならないのだから、苦肉の策(?)とも思えました。

 

 

2時間ドラマのように思えた所は、特に村の景色が登場した辺りから。

この村の住人が事件に関わってきている…と、言うような事が出てきた辺りから、水川あさみは画面からいなくなったかのようでした。

 

 

影のある刑事の阿藤。そして、それを支える上司の出町。このコンビの物語のようにさへ思えてしまいました。

本当に鳴滝と阿藤がコンビのドラマなんだろうか・・・と、感じさせられます

 

 

生瀬勝久は、これまでの出演ドラマでも、数々の若手女優とコンビを組んできましたが、仲間由紀恵とのコンビが印象強く、他の女優とコンビのドラマは、なかなか成り立たないのではないかとも思います。

 

 

物語の伏線として、人気漫画家の夢野圭一郎の登場しますが、そんなに人気なのにアシスタントも無しでマンガを書いていってる?矛盾?

でも、今回のキーパーソンでもあり、彼無くしては、今話は進まず、解決していかない所がおもしろさも感じました。

と、言うより「日本の良い場所を残そう!自然を大切に!」と、までの副題を感じさせられました。

 

 

 

このまま物語は進んでいってしまうのかと思っていましたが、終盤、全く違う方向へ進んでいき、意外な結末を迎えて行く…これは、おもしろい!と、感じさせられました。

 

 

全部、この事件の真相は、死体遺棄事件の容疑者と同じく、あの村を出ていった人達が作り上げたものだった…。

あの村を残したい、好きだからの一心で、高額納税者の漫画家夢野を村から出したくない思いで作り上げたもの。

勝手な事件…のようにも思いますが、夢野もこの村を知って、マンガを書く意欲が出てきたのだし、その題材にもなっているのだし、好きな場所なんだから、お互い様で、良かった良かった~ですね。

 

 

しかし、阿藤が「人口推移グラフ」から、この事件を解決に結び付けていく…警察って、細かいところまでチェックするんだな~と、感心!ドラマだけではなく、日本の警察がそうならば。

 

 

鳴滝のセリフに「すっごく幸せな事件でした。だれの命も奪われていないんですから」とある。

これは、本心だとは思いますが、刑事ドラマとしては、幸せな結末で良かった~とも思えますし、刑事ドラマらしくない!と、つまらなさも感じたり。

視聴者はワガママです。

 

その鳴滝と阿藤のコンビは、最後まで感じられませんでした。

一緒にいると言う場面も、ほとんどないので、コンビとの印象も薄いのだとも思います。

次回から、もっと阿藤と鳴滝のコンビらしい演出を期待したいです。

第3話感想

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第3話にして、副題が初めて気になりました。「殺人アルバイト」

殺人をするアルバイトなのか、アルバイトが殺人をするのか…気になった。

 

 

主人公・杏は婦人警官の制服を着ての業務。まるでコスプレ。

街で、防犯キャンペーンのチラシ配り。

「何でもする係」だからと言って、捜査一課がするような内容なのだろうか。

 

 

豆をその場で挽いて、コーヒーを入れる捜査一課長。

そんなに、落ち着いた捜査一課があるのだろうかと、やや不信感。

色々と、いきなり不信感を感じながら、毎話、見入ってしまっている。

 

 

 

今回は、世間で話題になっている内容が盛り込まれた話の展開。

大学卒業後の就職失敗。派遣社員で、待遇も変わらずに正社員にこき使われる。過労からの自殺。飲食店の人手不足。安い物を提供する代わりに、その代償があるのは当たり前と思う企業側。盗みに入られながらも、盗まれたのは脱税した金なので被害届を出せない会社。

 

そのような内容が、盛り込まれたストーリー。

しかし、色んな事を盛り込み、取り入れ過ぎではないかと感じました。

 

 

仕事を辞めて、田舎に帰ると言う杏の友人。この友人が、隠れたキーパーソン。

彼女の言葉から、犯人を暴いていく杏。

でも、その言葉の中には、杏が落ち込んでしまうような内容もあり、その年代の女性の悩みを物語っていました。

 

 

飲食業の人手不足は、現代の話題。求人数が増えたと言っても、まだまだ失業率が高く、働けない人が多いこの世の中なのに、矛盾したようなこの現象。

大きな社会問題だと思います。その話題が、今話に盛り込まれており、まさに1店舗、閉店に追い込まれていく。

 

 

その店で、前の女性店長が過労により自殺。その自殺が過労死だと認められず、親しくしていたアルバイト店員が、前店長の死が無駄にならないようにと、会社を相手に戦う意思を示していたが、それを阻止しようと、会社側のマネージャーがその立場から時給を上げていた。

 

 

結果、アルバイトリーダーより時給が10円高かった。

時給が10円、他の人より高いと言う事は、「たった10円」ではなく、かなり大きな差が出ているように感じると思う。

ましてや、アルバイトリーダーをしているのに、普通に働いているアルバイタ-より時給が安い。これは、かなりの屈辱だったと思います。

でも、それだけで本当に殺人にまでいたるのだろうか…。

 

 

その背景に、就職の失敗や、地元に帰っても仕事が無いため、仕方なく東京にいなければならない事、夜中まで働き、不規則な仕事時間や、仕事内容による不満もあったのでしょう。

カッとしてしまい、その時の衝動にかられて取り返しのつかない事を犯してしまう…これも、現代人の現れなのでしょうか。

 

 

杏の友人は、大学時代、杏に紹介したパン屋さんのアルバイトで、杏が3ヶ月で首になった事は自分に責任があると、今になって謝罪。

 

 

しかし、その事がヒントになり、今回の事件を暴いていくきっかけとなった。

その友人が、派遣社員として働き、正社員にこき使われて使い捨て。そんな生活を一新しようと田舎に帰る。

彼女がすんなり帰るきっかけが出来たのは「永久就職」が田舎で待っているから。

そんな事が無いと、田舎にも帰る事が出来ないのも、今の世の中。

 

 

最初の疑問は、後者が正解。

これからの世の中で、起こり得るかもしれない事件を示唆しているようなストーリーで、今後も社会風刺して行くのでしょうか。

 

 

 

杏と阿藤のコンビ姿が、まだまだ見受けられないこのドラマ。

しかし、ちょっと兆しはありました。でも、まだ、息が合っているとは言い難いです。

今後、一緒に行動していくような雰囲気は醸し出していました。

 

 

余談ですが、ドラマで有りがちな光景が…。

涙を出した女性に、必ず誰かが、その女性にハンカチを渡すシーン。

泣いている女性も、他人のハンカチを使って涙をふく行為は平気なのでしょうか?

私なら、抵抗があるのですが、泣いている人、よく借りられますよね。

きっと、ご自分のハンカチなりタオルなり持っていると思うのに…。

第4話感想

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またか…が、第一印象。
東京スカーレットは、現在の世の中の事をネタにしている事が多いが、今回もまるで、今騒がれている、STAP細胞の事を思わせるような話だった。
しかし、なんと間が悪いのか、ある意味注目された日の放送だったのか…。
関係者の自殺の訃報が有った日にこの話題とは複雑…と、感じてしましました。

 

 

しかし、ダイエットに効く発明が、いつしか「殺人生物兵器」になってしまい、それが、ばら撒かれると言う、テロ事件に発展。
本当に、なんて今のご時世の話題を一度に頬り込んだ話だろう…と。

 

 

都知事は登場するのかどうか?と、思っていたら、登場は無かったにせよ、都知事がらみはやはり有り、しかも、2020年のオリンピック。
また、出た!時事ネタ。

 

 

今回登場した俳優で、研究員にはもってこいの適役!と、思う川岡大次郎。
研究員顔だと思います。そして、嬉しい喜んでいる演技より、困ったどうしよう…の演技の方が似合っている。
だから、今回は、本当に当り役。
川岡演じる研究者の桂井が、夢のような発明のウイルスと、淡々と記者会見で、研究成果の発表をしている所なんて、最近テレビで見た映像にそっくりだな~と、感じさせられましたし、そのウイルスが盗まれてしまい、そのまま使用してしまうと、エボラウイルスに匹敵する毒性と、言っているところは、今さっき、ニュースで「エボラウイルス拡大の兆し」との話題を耳にしたばかり。

 

 

リアルタイムにあらすじが進んでいく、このドラマ。

 

 

本来、杏と阿藤のコンビの話が主だって進んでいくのでは?と、思うのだが、一緒に出ているシーンは増えたものの、やはり、コンビとは言い難く、まだまだ、水川あさみと生瀬勝久の二人の間柄が、馴染めてない気さへしてしまいます。

 

 

「性格が曲がってますね~」と、阿藤を罵倒する杏。それに対して、阿藤は杏を「刑事としては実に優秀だ」などとほめたたえるシーンが各回にある。
バカにしているようでもあり、本当に褒めているようでもあり。本心はどちらなのでしょうか?
今回は、難なく犯人は逮捕になるのかと思いきや、一人目は模倣犯。
それが、なかなか分からない、出町係長。もちろんその犯人と思われる人物を捕らえた阿藤も犯人と信じたまま。
ちょっと、おかしい。
もう少し早く、模倣犯も「違う!」と言えば良いものを。
消臭スプレーだったら、大層な捜査や、検査はしなくても良い物を、言うタイミングが無かったとの事で、ずっと捕まったまま。おかしい。

 

 

しかし、この時に、無線LANを使っての犯行で、杏に「機材」を背負わせ、その飛んでいる電波を拾って、犯人を探そうとしたところは、おもしろかったです。
警察も、このような 機転の利く刑事がいてくれるのなら安心ですが。
でも、それも「犯罪」と、言ってしまう、お堅い警察組織がやはり本来の姿なのかとも感じました。
当初から堀は、研究センター内の人達が何らかを隠している、何かを知っていると感じていたのに、それを捜査会議では発言できずにいる。
こういった刑事もやはり中にはいるのでしょうか。

 

 

そこで堀は「自分で何とかするのがNS係」と、呟く。
そうか~N=なんとか、S=する…なんだ~と、感心。
後半、荒木田も「なんとかする…」と、呟く。
なかなか、メンバーもNS係に馴染んできているようで、まとまりを出し、他では用ナシだったはずなのに、NS係では活躍の場を広げていっているかのようです。
「お前の骨は必ず拾ってやる」
杏に投げかけた、阿藤の言葉。
後で、「刑事として一度言ってみたかったセリフ…」と、言う事でしたが、この言葉を発した時点で、すでにウイルスの本当の姿を見抜いていたという阿藤。
捜査から、杏を遠ざけよう遠ざけようとしているかのように思えます。

 

 

やはり、二人がコンビを組んで捜査して、逮捕に至るのは最期まで内容に思います。

このパロディーのような話題は、今後どのように展開していくのか楽しみです。

第5話感想

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今話は、強盗殺人事件の死刑囚の妻が、昔は覚醒剤使用の前歴があり、死刑囚との結婚は獄中結婚。
なかなか、複雑な内容である。
どの場面が際立って行くのか、目が離せなくなってきた。

 

 

「おたくが越して来てから、変な事ばっかりだよ…」と、横井真由子は、近隣住民に言われてしまい、夫が死刑囚だから、被害者遺族からの嫌がらせなんだな~と、こちらも思いこまされながら観ていた。
それが、意外な方向へと進んでいく。

 

 

なぜ、獄中結婚したのか?まずは、この疑問が浮かんだ。
「似ていたんです」と、自分と死刑囚との生い立ちが似ており、だから共感を持ち結婚。おかしいと思った。

 

 

真由子は、親に捨てられ、親戚にも嫌がらせをされ、悪い人に騙され、覚醒剤に手を出し、岡林巡査部長に出会い、生まれ変わる事が出来た…と話し、岡林に恩を感じながら、一方では岡林の死の責任は阿藤にあると恨みを持つ。
なぜ、阿藤に責任があると思ったのか?出てきたのは岡林の娘・春奈。
春奈が真由子に、阿藤に責任があると伝える。
真由子と春奈に繋がりがあり、NS係と繋がって行く。なんてこじ付け。凄い。

 

 

岡林巡査部長の話題は第1話から出ていたが、本人がその役者か明かされ、出てきたのは初めてではないだろうか?
村田雄浩だったんだ~。良い人役にピッタリだけど…でも、岡林には裏があるようだ。
娘が、難病だったが、今では完治し、そしてその時の主治医と母は再婚している。春奈は、再婚した父と仲よくしている。
何か、有りそうだ…と、感じずにはいられない。
真由子は、苦しみながら成長してきた中でも、親切してくれ頼る事の出来る人がいた。その人が殺された。その犯人は結婚した相手の横井剛史。
やはり、復讐が結婚の裏にはあった。
大切な人を殺した男と結婚して何をしようとしたのか。
そんな風に話が進んでいくとは思いもしなかった。
しかし、この心理的な復讐は有り得るのではないかと思った。
人を殺しておきながら、全く反省する事も無く、死刑になる事も何とも思わない犯人。
大切な人の死を知って、初めて殺人の罪の深さを思い知らせる…本当に、このような復讐をする人は存在するのか?と、思ってしまった。
それが出来たのは、大切な人が殺されたけれども、その被害者の家族ではないと言う事がポイントだったのではないだろうか。
家族ならば、そこまでの行為に至らないだろうと思う。
でも、遺族のその感情を借りて、犯人を心理的に追い込んでいく…とても考えられた話。
おもしろかった。

 

しかし、自分の死によって、どん底まで落とすとは…他殺と見せかけて自殺だったとは…さらに刑事ドラマとしてはおもしろみを感じた。
登場人物も、その存在がはっきりと確立してきたように思う。
過去の事件に詳しいとされる堀徳美は、何でも記憶している。こんな刑事がいたら助かるだろうな~と、思う。「あの時は?」「こうだった」「あの人物は?」「こんな人物」と、すぐに答えられたら、便利で役立つだろう。

 

 

阿藤も二枚目役らしいが、なかなか思えない…。格好良く歩いているように見えるが、どこかステップを踏んでいるかのようだし、格好良く立っているようだが、なんだか踊りだしそうだ。しかし、二枚目だ!そう思おう!と見ていると最近なんとなく見えてきた。

 

 

杏も、キレイどころなのか、ちょっと抜けている女子なのか中途半端だったが、いつも髪の毛のすそがハネていて、地味なリュックを持っている、ちょっとイケてないアラサー女子が板についてきたように思う。

 

これからの話題は、岡林と阿藤との関係が中心になって言うのではないだろうか。
そして、それを取り巻く人達の事。
後半に向けて動き出し、期待を裏切らず、意外な展開を見せてくれるのを楽しみにしていきたい。

第6話感想

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久々に登場の東京都知事。襲撃されると言うショッキングな話題で始まった今話。
都知事のプライベートについても、色々と紹介される場面があった。
昔は役者だった。孫がいて、好きな女優を孫の為に起用している…等々。
まだまだ、最終話まで騒がしてくれそうな勢いを感じる。

森カンナ演じる、女優・鈴木鈴が登場し、今話の中心人物になる。
森カンナ、こんなに大きな女性だったかな?と、水川あさみと並んでビックリした。
どこか小さく華奢なイメージがある女優さんだったので…。
水川あさみが体型、顔など全てがコンパクト過ぎるのでしょうか。

鈴が主演する映画撮影の為に協力を求められたNS係。
警察も、このような協力をするんだ~と、感心。本当に、このようなドラマ制作の為の協力があるならば、大変なんでしょうね。
勝手な女優さんの相手をするのは、犯人逮捕より難しいのではないでしょうか。

鈴は幼い頃、暴力をふるう父親から逃れるために、新興宗教に入信し、教団内で母親と暮らしてきた。
閉じ込められた生活が嫌になり、15歳の時に教団から逃走。
それから年齢を隠して、お水の世界で働きはじめた鈴。
周りにも、助けてくれる人がいるんだと言う事にだんだん気づき始めた鈴。
その助けてくれた人…出たっ!手塚とおる!
この人は、男性としてスーツを着ている役より、このようなおネエ役がピッタリだと思う!
あの目つきと言い、動きと言い、おネエそのもの!
今回の話題を、盛り上げてくれたように思いました。

その手塚とおる演じる井岡の登場によって、自分の過去を杏と阿藤に話しだす鈴。
あまりにも素直に、正直に話しだす鈴に不信感を感じました。
そして「守りたいものがあるから」と、最後に一言付け加えた。
これには、何かある!と、思わずにはいられない言葉だった。
それは何か?
逃げ出したと言いながら、新興宗教が本当は大事?
今のこの役者と言う仕事が大事?
誰か大切な人がいる?
と、この時点では色々な想像を掻き立てられました。

一方では、ストカ―被害や、殺人予告が届いたり…。
今話では、大きく、「鈴の映画撮影」「都知事の襲撃事件」「鈴のストカ―被害」と、この3つが同時に進行していき、それが重なって行くのはおもしろい展開だった。

そして、そこへ加わったのが5歳の男の子の誘拐事件。
動揺する鈴。主演映画ではシングルマザー役で息子の名前が「タツヤ」
そして、誘拐された子の名前も「タツヤ」
動揺する時点で、子供がいたんだ!と、言う事が分かってしまった。そして、誘拐されたのは鈴の子供なんだ!と、分かってしまった。
でも、なぜ誘拐されたのか、この時点では不明。
鈴は、素直に自分の過去を話していきながらも、実は一番大きな過去は伝えていなかった。
都知事から鈴へ感謝状贈呈の瞬間、鈴が都知事をナイフで刺してしまう。
ん?やはり新興宗教と鈴は繋がっていた?と、まんまと騙されました。

先に出ていた「都知事は元役者」と、言う言葉が、ここに掛かってきていたとは驚きです。

実は鈴のマネージャーが新興宗教の信者で、鈴を操って動かしていた。
嫌に、親切で鈴思いなマネージャーだと思っていたらとんでもないヤツだった。
こんな男が、今の世の中にも存在しているのではないかと恐さも感じてしまった。
これは、過去の事件を忘れ去るな!と、地下鉄サリン事件から20年を前に警鐘を鳴らしているようにさへ感じました。
最近、自然災害が多く、阪神大震災を思い出さずにはいられない今日この頃。
その同じ年に起きたあの忌まわしい事件が再び起こらないようにと伝えているのではないでしょうか。
殺人予告の犯人はまだ分かっていない所で、鈴が襲われる。
その犯人は、以前の共演者の熱狂的なファンの仕業。
これも、今「推しメン」と言いながら、ファンが自分の推しているタレントを熱狂的に応援し、自らが支えている…と、そんな気持ちになって異常な所も見え隠れしている。
こんな事件が起きなければ良いが…と、センターを獲っているアイドルが襲われない事を願います。

第7話感想

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歌ってしまった中村雅俊演じる岩井課長。いつかは、歌うのではないかと思っていたが、早々歌った。
しかも、モト冬樹と。
相手を選んだのだろうか?スタッフ側の意向のままだったのだろうか?
しっかりと二人で歌いきっていた。
岩井課長の大学時代の友人が殺されてしまった。
友人が殺されてしまうなんて、なんて身近な事件なんだろう。その捜査をしなくてはいけないなんて、辛いだろうと思う。

今回の事件。当初、犯人は社長秘書のエリだ!と、確信した。
しかし、違う方へ違う方へと話はそれていき、別の人間が犯人なんだ~と、思わされてしまった。
本当にモト冬樹演じる若林が犯人?とさへ思わされた。

レコード好きな社長・井上。社長室と言う仕事部屋に、あれ程までの自分の趣味レコードを置けるなんて、なんて自由な会社だ。
好きなレコードを聞きながら仕事が出来るなんてうらやましい。

そのレコード。
井上と若林が以前デュオとして活躍し出した物。今では廃盤になってCD化もされていないので、人気に火が付き高騰。
そりゃ~それを見つけたら、社長秘書でも奪いとてしまうでしょう。
でも、5万円は中途半端な値段。付くならもうちょっと高値でも。
その5万円の為に殺人を犯してしまった社長秘書のエリ。
しかも、5万円は手元に入っていないのだろう。なんて、もったいない。人生、棒に振ってしまった。
あの時、すぐにでも救急車を呼んで手当をすれば、死なずに済んだのではないだろうか。
携帯電話を取りに帰ってきた若林も、見つけた時点で一報を入れていれば…。
と、寂しい世の中だ…と、感じてしまった。
こうやって、すぐに手当てをしなかった為に死んでいった命は沢山あるのではないだろうか。
好きな音楽から離れられずにいた若林。妻の実家の家業を継いで成功していった井上。
妻の言うがままに、全ての過去を捨て去ってしまった井上は、本当に幸せだったのだろうか?
「血は争えないのでしょうか…」と、息子は、30歳を過ぎても音楽にしがみついていると言う。
その姿を父親である井上は、自由にさせて上げていたのだろうか。自分の持つ夢を追い続けてもらいたかったのだろうか。
息子にしても、きっと家業を継がなくてはならない日が来るはず。その日までは自由にさせてやりたいと、親心だったのだろうか。
でも、父親が死んでしまった今、自由にはしていられなくなったはず。
家業を継げるありがたさもあれば、自由も無いのはかわいそうなのかも知れない。
エリが犯人だと確信した理由が、若いから。
確かに、若いとレコードププレイヤーを触った事も無ければ、見た事も無い人が多いだろう。
レコードを持った事も無いのだろう。
針を置くのは難しいんだと知らないのだろう。
ドンドンと騒いで振動を与えてはいけないなんて知らないのだろう。

エリは、回転数の違いを知らなかった。そのために、犯人だと気づかれてしまった。
よくよく、警察はその回転数を変更するダイヤル部分の写真を撮っていたもんだと感心。
警察という組織の事が、良く分かるこのドラマ。
グル―プごとに仲が悪いんだな~と。
そして、友達が出来ない仕事なんだな…と、感じさせられた。
阿藤の友達は「いない!」の返答から、警察ってこんなもんなのかな~と。

今話は「友達」がテーマだったのだろう。
杏は、友人の結婚式に仕事の為に出席できないなんて、友達思いじゃない。だから、友達が出来ないのだろう。
いざという時に頼りになる友達がいると良いのだが…。
杏にいると良いのだが…。

第8話感想

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深夜の一人勤務のカレーショップに強盗が入る。
まさに、今、世間を賑わしている話題。
このドラマでよく取り入れられる、リアルタイムな話題。今話もその話で進んでいく。

全店でセキュリティーを万全にするより、強盗に入られて、売上金を奪われる方が安上がり…そうだったんだと、納得。
しかし、ものすごく恐い事だと感じさせられた。
強盗も、防犯カメラがあれば躊躇するものの、このカメラがダミーが多いと知れ渡ってしまえば、強盗に入られてしまう事も多くなるのでは…と、危機も感じさせられた。
本当に企業は、こういう考えを持っているのだろうか?

カレーショップの本社は第3話で、過剰勤務の為に殺人事件が起きた企業。繋がりがあるとは、おもしろい。
そして、その社長の過去が明かされていき、社長がらみの事件だったと分かっていく。

犯人だと言う人物は、実は身代り。
その人物・村山は、かつては、建造物のボルトを作る仕事をし、家族もあり、幸せに暮らしてきたはず。
時代の流れで、家族とも別れホームレスとなり、病気も持ち、あとは死を待つばかり。
やけになっての身代わりの行動かと思ったら、カレーショップの経営会社の社長は、同郷の昔馴染みの人物。
以前とは変わりきったその社長に、以前の気持ちを思い出して欲しかったのだろう。
そのきっかけが、犯人の身代わり。
しかし、さすが警察。そんな事はやはり、見抜いてしまう。
阿藤なんて、あっという間に気付いて、早々と勝手な行動を始めていた。
ン…でも、機転が利き過ぎな気も…。
犯人がいると思われるホームレス達の和に入ってしまっているなんて…ちょっと早い?
杏は非番で、上京してきていた父との再会で東京観光を楽しんでいた。
杏の地元は関西だったんだ。父は靴職人なんだ。
杏演じる、水川あさみは大阪出身だから、関西弁はばっちりなはず…なのに、ちょっと変。
やはりセリフになると、関西弁は難しいのだろうか。それとも脚本が悪いのだろうか?とも感じてしまった。
ちょっとした言い回しが普段の関西弁と違うと、本当に変な言葉に聞こえてしまう。残念。
そして、父の前田吟の関西弁は、おかし過ぎ。水川あさみもそれにつられてしまったのだろうか。

西宮の靴問屋の息子の見合い写真。西宮に靴問屋?無さそう。せめて、神戸の方が良かった気がする。靴と言えば神戸だから。
見合い写真に未練タラタラの杏。仕事に打ち込もうと決心していても、やはり結婚はしてみたいのが女心なのだろうか。

父が作ってくれた、靴。
ヒールを履いていて、村山を追いかける際にこけてしまい、靴を壊した所に、上手い具合に父のカバンから出てきた靴。
なんて都合の良い展開。
でも、この場面で出てこなければ、この靴の役割は無くなってしまうから、ここしか無かったのであろう。

「娘の言葉に逆らえんのや」の父の言葉をヒントに動き出す杏。
身代わり犯人の村山の娘に会いに行く。
警察ってスゴイ。縁の切れている娘の仕事先も分かってしまうんだ。
娘は、落ちぶれた父とは対象的に、仕事に打ち込んで活躍している。しかも、その仕事はかつての父の仕事に関わった事。
父とは縁が切れたと言いながらも、どこか父の背中を追い掛けている。父に再会する事は出来るのだろうか…と、心配してしまった。
真犯人も自供し、一件落着のように感じた事件も、負傷したカレーショップ店員が、会社から見放され、職を無くそうとしている。
それを恨んだ店員は社長を狙う。
しかし、社長を狙おうとしたその時、その社長の言葉を聞き、恨む気持ちが抑えられた。
社長の言葉は、その店員を気遣う物。今までの社長の言葉ではないと、側近の社員も驚くほど。
ただ以前の気持ちを取り戻して欲しいと願っての村山の行動が、社長の心も動かした。
この会社も変わっていくのだろうか…。

事件が何度も起こる会社の店に行くのは、消費者も恐いから離れていってしまうはず。
勿論、従業員も恐がって、働こうと思う人も減っていくはず。
根本的に企業改革しなければ、この会社は潰れていくだろう。
社長は、その事に気付いたのだろうか。
また、この会社登場するなかな?2度ある事は3度ある…。
父と娘の関係が良い杏親子。
こういう親子関係ばかりじゃないんだと感じさせられた。

そして、とうとう来週最終話。そんな話題が登場するのか楽しみだ。