『 同窓生~人は、三度、恋をする~ 』 第10話(最終回) 感想【ネタバレ注意】

=感 想 記 事=

クリーニング店を閉める事に決まった健太。
どこかアメリカ行きは、実はだまされているのではないかと、不安?期待?もしていたが、本当だったようだ。
あまりにも意外で、突飛な話なので人の良い健太はだまされてしまい、清水の陰湿な意地悪にハマってしまったのでは…と、思っていたけれど。
アメリカへ、あけひと子供達を連れていく決心をした健太。
こうなれば、清水に本当に感謝しなくてはならないはずだ。

あけひと別れて欲しいと太郎に伝えに行く健太。
太郎から健太やあけひが暴力を受けた証拠写真を警察に突き出すか、それとも健太が持ってきた、店を売って作った金を受け取るかを迫る。
その時は別れないと言い張る太郎も、後日、離婚届に判を押す。
離婚に納得したようだ。

あけひと別れると分かった太郎に、ショーコは嫌気を感じてしまい、自分達のつきあいもやめてしまおうと言う。
ショーコはきっと、人を困らせる事に快感を覚え、嫌な気持ちにさせる相手がいなくなった太郎なんて、魅力も面白みも無くなったのでしょう。本当に恐い女。

自分の子供がいなくなる事が、やはり太郎には苦痛な事。離れて暮らすなんて考えられないのでしょう。
だから前妻と別れる際にも、一郎は自分の元に連れてきている。
しかし、今度は一郎も自分の意見を言える年齢。あけひと一緒に居たいと言う。
それを聞いてしまった実の父親である太郎は、どんなにやるせない気持ちになった事か。
でも、我が子に自分のやってきた事を、きっと思い知らされたのであろう。
だから、納得もして、離婚届に判も押したのだろう。

まだ、この時点では、あけひは思い直して、太郎との生活をやり直すのかと思っていた。
しかし、鎌倉家を出て行き、健太の元に行く、あけひと子供達。
子供達の無邪気にはしゃぐ事。
きっと、 事情が飲みこめていないのであろう。
こんな罪な事をする母親。
どうしても、あけひの自分勝手さが感じられてしかたが無い。
自分中心の自己中。困った母親だ。振り回される子供達がかわいそう。

あけひ達が出て行った事を知って、美容院のスタッフ・ヒロが「ずっとついて行きます」と、太郎に言う。
中途半端だった、ヒロの存在。結局、太郎を同性として愛していたのか?そんな事までこのドラマは盛り込んでいたのか?と、あの太郎とヒロが見つめ合う姿から想像してしまった。
遼介は、口先ばっかりの男だった。最終話でも、再確認。
離婚を真剣にしようと意思表示をしようと思うのならば、まず、その輝く結婚指輪を外すことから始めなければ。
ずっと、つけたまま。薫子と居る時もつけたまま。なんて礼儀知らずなんだろう。そんな男に惚れてしまう薫子もやはり、男を知らなさ過ぎたのだろう。

一番しっかりものは、遼介の妻・加奈子だった。
浮ついた、お嬢様で、お受験命の母親かと思っていたら、実はしっかりと、遼介の事も分かっていたし、自分の置かれた環境にもちゃんと対応できる、良妻だ。
娘に対して「今日から、お勉強しなくていいから」と、言った事で、桜井家のすべてが丸く収まった感じがした。
喜寿を迎える鮫島先生のアフリカ行き。
先生の覚悟に勇気づけられる健太。「心のままに生きろ」と言われ、自分達の覚悟を決めた4人。
それぞれ決めた4人の覚悟。
健太はあけひとのこれからの生活に希望と夢を抱く。
あけひは、自分の勝手に気づいていたのだろうか。
遼介は初めて、口先だけではなくなって、父親の本当の気持ちに応えようと医学部に通う。
薫子は、子供を産んで、シングルマザーで育てていく。
それぞれの道を歩んでいこうとしていた。
驚きが、あけひの行動。
なんて勝手。やはり自己中。
健太の気持ちを裏切って、それが一番と思いこんで、自分と子供達だけの生活を選ぶ。

しかし、このドラマの副題を忘れていた。「人は、三度、恋をする」
そうか、あけひは、まだ健太とは2回目だったかと。

ちょっと、矛盾な気もしたが、あけひと5年後の再会。
一郎の承諾もあったと、考えて良いのだろうか…母校の中学で再会する二人。
健太からのハガキには、宛名に「明日」と。そして、店の名前は「Tomorrow」
初めて、あけひの名前が漢字で登場し、そして、店名が「明日」
健太との繋がりを感じさせられた。
探さないで、と言いながら、住所も知っているなんて…なぜ?

そして、3回目の恋。
加奈子の言葉を借りていうなら、恋で良いのか?愛でないとダメなのでは?とは、思うが、自己中なあけひの、勝手な振る舞いがめでたくハッピーエンド。
いろんな人達を振り回してきたと思う。

しかし、最終話で、まとまって良かった良かった。