『同窓生 ~人は、三度、恋をする~ 』 第1話 あらすじ&感想【ネタバレ注意】

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☆ あらすじ ☆

 

一人暮らしの、プラモデルの趣味を楽しんでいる部屋で、朝、目覚めた主人公・柳健太(井浦新)。
シャワーを浴び、朝食は、サンドイッチに、ミキサーで作ったジュースに、野菜サラダ。
観ているテレビは海外ニュース。
ところが、下へ下りると生活感一杯の部屋。
神棚に手を合わせ、ゴミ捨てに外へ出て、そこへご近所の口やかましそうなご婦人が。
ゴミ捨ての文句を言われるかと思いきや…店を開けるように催促される。

 

 

健太はクリーニング店の社長さん。
ゴミ捨ての文句は言われなかったが、クリーニングの仕上がりに文句を言われる始末。
しかも、次に来た客からも、同じく苦情。「お父さんとは出来が違う」との事。
そう、このクリーニング店は実家。父・柳良雄(鶴田忍)の仕事を継いで働く健太。
上手く客の機嫌を取り戻し、苦情の処理をしたのは、古株のヤン(岡本麗)。
ヤンは、客の対応も、クリーニングの処理もきちんとこなす、パート店員。
社長さんと言うのも、ヤンが、健太を呼ぶ時の言い方。

 

 

そんな日々を過ごす健太に中学時代の同窓会の案内が届く。
卒業25周年を記念しての同窓会。
中学時代、つき合った事のある、あけひとの再会が有るのでは…と、淡い期待を抱きながら、同窓会会場へ行く。

 

 

そこには、多くの同窓生が参加しており、懐かしく、しかし、なかなか人の輪に入れずに、皆を見まわすだけの健太は、もちろんその中にあけひの姿が無いかとも見ていた。

 

 

そこへ、桜井遼介(松岡昌宏)の登場。遼介は、中学時代から女子から人気者。そのモテぶりは今も変わらず。
健太に声を掛けてきた遼介。人の輪に入っていきながらも、あけひを探し、担任だった鮫島秀顕(柄本明)も気になる。
鮫島先生を見ながら、これまでの自分の人生を思い返してしまう。

 

 

中学時代、実家のクリーニング店を継ぐのだけはイヤだと、友だちの遊びの誘いも断り、猛勉強し、良い私立高校へ進み、良い大学に入り、そして、一流大手企業に就職を夢見る。
努力の甲斐もあり、希望通りの人生を歩んできた健太。

 

 

社内恋愛で木畑冴子(市川実和子)と、結婚、息子・正太(佐伯元希)の誕生と、順風満帆な生活をしてきた健太だった。
しかし、突然、不幸が訪れる。
冴子が泣き「ごめんなさい」の、言葉から、二人の離婚などが連想される。

 

 

そこから、健太の生活は変わっていく。
会社にも「辞表」を提出し、上司に驚かれながらも、健太は実家のクリーニング店を継ぐ決意。
父に土下座をしてまで、家業を継がせて欲しいと頼み込む。
クリーニング店には、父と母・柳治子(市毛良枝)の姿はなく、一人で家業を続けていく事に。

 

 

いろいろな事を思い返し、同窓会会場のVTRを観ながら、淡い思い出にもひたっている健太。もちろん他の参加者も皆が懐かしがり、あの頃と変わらない姿に、微笑みながらも、現実と重ね合わせている。
VTRに出てきた写真の姿が蘇り、あけひの姿も思い出し、あの時のいたずらが、今、ここでも再現。そう、鎌倉あけひ(稲森いずみ)も会場に来ていた。

 

 

遼介から2次会の誘いがあり、その場へと行く健太。そこには先にあけひが来ていた。
あけひと二人、何気ない話をしながらも、気まずい雰囲気。
そこへ広野薫子(板谷由夏)が店に来る。
そして、2次会を言いだした遼介も登場し、他のメンバーは誰も誘っておらず、この4人だけの2次会と言う事が分かる。

 

 

現状報告をしていく4人。
遼介は、大手建設会社に勤めエリートコースを進んでいる。家庭では、小学校受験をする娘・志穂利(粟野梨子)がいる…と。
薫子は、独身で薬剤師として働いている…と。
あけひは、カリスマ美容師の夫・鎌倉太郎(松本利夫)と結婚し、夫の連れ子の息子・一郎(横山幸汰)も合わせて3人の子供を育て、自分も美容師として働いて、幸せに暮らしている…と。
健太も現状を話し、家業はつぎたくなかったのでは?と、皆に驚かれてしまう。

 

 

2次会もお開きになるが、今度は担任だった鮫島先生の喜寿の祝いとクラス会を開くために幹事をしようとの約束をして別れる。

 

 

その後、健太は、遼介に誘われるがまま、違う店に飲みに行く事になる。
あけひと薫子は家路へと歩いて行きながら、たわいの無い会話をしながらも、あけひの生活を羨ましがる薫子、そして、どこか寂しげなあけひ。

 

 

薫子と別れてから、家路へ急ぐあけひ。バスも無いのが分かると、街中を走りだし、急いでいる。
家に到着すると、併設されている店の明かりが付いている。
顧客のモデル・蛯原友里が来ていた。突然の予約だったそうだ。
店では機嫌の良かった夫は、家に入るとたん不機嫌に。
あけひにも冷たい態度、子供達へもそっけない態度で、すぐにバスルームへ行く。
子供達を寝かしつけて、中学時代の思い出のアルバムを見ていたあけひ。
懐かしく思い出にひたっている所だったが、夫の言葉に従い、あけひも寝室に入って行く。

 

 

一方、健太と遼介は、40歳になった今を語っている。
「本当の愛」が欲しいと話す遼介。遊び相手には不自由していないようだが、それは、その場限りで良いと思っている遼介。
「人は、三度、恋をする」このドラマのサブテーマのこの文句が、遼介の口から出てきた。
それは、健太の恋だと言い、一度目は中学時代のあけひへの恋、二度目は結婚相手の冴子への恋、そして三度目は、今のあけひへの恋だろう…と、予言のように言う遼介。

 

 

そんな遼介の家庭は、何不自由ないような家庭にみえるが…。
娘はバレエ教室で時間が無くなり、夜遅くなっても勉強をしている。
そんな様子を妻・桜井加奈子(三浦理恵子)は熱心に見ている。そして、そんな孫がかわいそうだからと寝ずに見守る義母・石本瑞江(高林由紀子)。
しかし、遼介は娘の態度を見て「お帰りなさいくらい言えるようにしろ」と、ボソッとつぶやく。

 

 

薫子は、広いとは言えない部屋に一人暮らし。趣味と言えばと、パソコンで好みのマンション選び。いずれ購入できればと、良い物件を探している。
間取りが良くても、なかなか価格が見合わないと、嘆いている。

 

 

それぞれの、生活をし、日々を暮らしている4人。

 

 

睡眠導入薬を処方してもらうために、薫子の働く薬局へ行く遼介。そこで、突然、薫子へキスをする遼介。遼介の頬を打つ薫子だが、あっけに取られ何も言葉が出てこない。

 

 

同じ頃、あけひが健太のクリーニング店へ突然訪れ、客として、子供の服などを持ってきた。わざわざ電車に乗ってまで来たと言う。
そして、通っていた中学校へ二人で行く事に。
あの時の情景が思い出され、そして、同じ状況になり、あけひの「キスして」の言葉に、驚き戸惑う健太。
健太は、あけひの肩に手を掛けるが、やはりそれは、不倫との思いで、あの時と同じく、キスする事はできずにいた。
「冗談」と言う、あけひの気持ちが分からない健太。

 

 

4人の複雑な現状が垣間見られた、今回。
今後、健太の離婚原因、あけひの結婚生活や育ってきた環境、薫子の独身の理由、遼介の陰のある本当の姿が解き明かされていくのでしょう。

 

 

☆ 感想 ☆

 

物語の導入部分を感じさせられた第1話。

 

それぞれの魅力的な登場人物に、一人一人の物語が見られ、今後の展開が楽しみになりました。
次に続く…と、言った感じで、全てを出し切っていない内容が多く、第2話には解き明かされるのかと想像が膨らみます。

 

 

おもしろかったのは、あけひの夫・太郎の行動。さすがエグザエル!マツ!
上半身を惜しげもなく披露!Tシャツを脱ぎ、筋肉隆々の姿を見せつけた。これは遼介にも出来ないであろう。
しかも、2回も披露。今後1話に付き何回脱ぐか楽しみである。それも、回を増すごとに、披露する部分が増えていくのではないかと…。

 

 

松岡君の演技は、以前からちょっとクサい!と、感じており、このドラマでも他の名俳優に混じって、浮いてしまうんではないかと感じていましたが、父親役であり、年齢も40歳と、それなりに演技も成長してきたのか…。

遼介という役柄は、ちょっと浮いてるくらいの方がいいな~と、思わせてもくれます。

 

とにかく、これからも同感!と、感じながらもおもしろい部分も探しながら、観ていきたいと思います。